2012年10月15日月曜日

『リオは夏の恋』里中満智子


(ねたばれしてます) 
里中満智子さんの初期作品短編集♪
表題作はリオに住む足の不自由な少女リオの恋物語。
冒頭で恋にやぶれた母親が亡くなってしまいシリアスさがつきまとうんですが、結末は前向きだったのでホッとしました・・・。
    
「エレンはひとりぼっち」
美容整形手術後描写・・・
「エレンはひとりぼっち」はアメリカから来日した双子の歌手がヒロインなんですが、その目的が整形なのが衝撃的ですね・・・。
一人は成功して、もう一人は失敗という展開が悲しすぎます・・・。
原作つきなんですが心変わりが激しい男性主人公がひどい・・・。
成功作とは言えないですが、里中さんのまんが力は高いです☆

「ケメ子ちゃん」
「ミスケメ子」は毛芽子という名前がコンプレックスという設定。
コンプレックスが高じて日本人のいない海外へ留学したり、めがねをとったら美人だったり・・・♪
THE少女まんが~。
    
「ぼくはいまベトナムにいます」
「さよならジミー 」はベトナム戦争もの・・・。
1968年の作品です。
孤児の幸子が休暇で日本を訪れたアメリカ兵ジミーとの文通を通して成長していく姿が描かれます。
   
「タイムマシンなんて発明しなきゃよかったんだ・・・」
「ナイルの夕日」は王女の墓を発見するために古代エジプトにタイムスリップしてしまうお話☆
エジプトとかタイムマシンとか、色んなテーマをつめこみすぎて消化不良気味ですが何とかまとまっているのは里中さんの力量ですね~。

幅広い作風が楽しめる作品集でした。

  

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