2011年2月28日月曜日

花と夢



週末に友人の家に遊びに行きました。
フィギュアの録画を見せてもらったり、80年代の花とゆめやLaLaを見せてもらったり…。
樹なつみさんの予告まんが、ラフですね~。
マルチェロ足ながーい。パリコレのモデルさんだからね♪
同じ号に載っていた成田美名子さんの巻頭カラーがえらい美しかったです。
他の連載陣は山岸凉子さん、森川久美さん、木原敏江さん、ひかわきょうこさんなどなど。
ありえないくらい豪華!
こんな雑誌を作れたらいいですね…。
   

2011年2月25日金曜日

鹿サブレ




奈良に行く友人が「おみやげなにがいい?」と聞いてくれたので、
「くるみの木」の「鹿サブレ」をお願いしました。
このお菓子は甲斐みのりさんのかわいいお菓子の本に紹介されていように記憶しています。
想像通りのかわいいお菓子ですね♪
お味は…たまごポーロっぽい懐かしい味でしたでした。おいしいです。

何年も奈良に行っていないので、だいぶ変わってしまったかな?
また訪れてみたいなあと思います。
  

2011年2月21日月曜日

墨東ふたたび







1年とちょっとぶりに向島界隈へ行ってきました。
今話題のスカイツリーが見える向島を舞台にしたまんが、「主に泣いています」(東村アキコ 講談社刊)が友人との間で大流行しているので、そこに描き込まれている背景を実際に見てみよう!と出かけることに…。
相変わらず、まんがに関しては行動力があるわたし達…。

浅草駅からスタートして、隅田川沿いを歩きながら向島へ。
「ここで、いずみさん(まんがのヒロイン)が!?」とか、いちいち騒いで盛り上がりました。
作品中に実際に登場している「カド」(名前は伏せられていますが、外観と内装がそっくり)という、かわいい喫茶店でジュースとサンドウィッチをいただきながら、まんがとか本の話…(そればっかりね…)。
喫茶店を出た後は、鳩の街、幸田露伴の住居跡、向島百花園、玉ノ井というコースで歩き回って、ゴールは建設中の東京スカイツリー。
スカイツリーは2009年に訪れた時より、大分高くなっていて、町の雰囲気も少し変わったように見えました。
露伴の住居跡がカタツムリのいる公園になっているのは本当にいいなあと思います。
百花園は匂いやかな梅とまるまるした鶯が春めいていて和みました…。

この後は新宿へ『あしたのジョー』を観にいきました。
下町もの?でまとまった一日でした…。

4枚目の写真にゴミが写っていてスミマセン…。
そこらへんも含めて向島ということで~。
               

2011年2月10日木曜日

牧村ジュン『蝶の舞う日』『蝶のように』



牧村ジュンさんの新体操シリーズ♪

わたしが『なかよし』を買っていた頃に連載していた作品なので、懐かしいです…。
「蝶の舞う日」は読んでいたのですが、「蝶のように」の続編だったんですね~。
続編のほうは絵が80年代ぽい明るい雰囲気になっていますね。
前作も80年代だけど、70年代の名残があるというか…。
第一作は、あの「光の伝説」より先だったみたいです。
わたしは『マーガレット』を買っていなかったので、新体操まんがといえばこの作品なんですよね。

少女まんが特有のスポ根ものでは〈新体操〉〈バレエ〉〈フィギュアスケート〉が外せないですが、この中では新体操ものが少ない気がするなあ…。
これから探してみようと思います。
  

2011年2月8日火曜日

珈琲とミステリ(完)



仕事がえりに神保町のVoici Cafeに行ってみました。

このお店を知ったきっかけは『森崎書店の日々』という映画です。
ヒロインが叔父さんと訪れるのがこのお店だったんです。
ここもアルバイトしていたコーヒー店によく似ています。
ポット、ミル、カップ、カウンターの作りがほぼ一緒。
メニューにニレ(コクテール堂のエスプレッソブレンド?)があるのがとても嬉しいです♪
日曜が早じまいなので、なかなか行けないかも知れないのが残念…。

やっと!『神器―軍艦「橿原」殺人事件―』を読み終えました。
謎とき、というよりは幻想文学のようでした…。
次は何を読もうかな?
   

横濱ハーバー



百貨店の諸国銘菓コーナーでハーバーを発見しました!
バターケーキの中に餡が練りこまれている和洋折衷タイプのお菓子です。
パッケージが変わったように思います。
柳原良平さんですよね♪かわいいですね♪
   

2011年2月4日金曜日

可否とミステリ



神保町で仕事を終えてから、トロワバグへ行きました。

以前アルバイトをしていたコーヒー店と似た雰囲気なので落ち着きます。
引き続き、『神器―軍艦「橿原」殺人事件―』を読んでいます。
下巻の後半なのですが、謎だらけです…。
    

2011年2月2日水曜日

池田理代子『章子のエチュード』







まんだらけ中野店で見つけました。

「章子のエチュード」のマーガレット・コミックス版♪
なんか違和感?…と思って、奥付をみると、発行年が1974年となっていました。
この作品はベルばらの直前の1972年に連載されたものなので、ベルばらのヒットを受けて単行本化されたのかもしれませんね。
表紙の絵はベルばら後期の雰囲気で、本文の絵は初期の絵です。
ほっぺがふっくらとしていて、60年代少女まんがの名残がある絵。

池田さんの絵はオスカル様たちが年齢を重ねるのに合わせて大人っぽくなっていったので、ベルばらを読んでいてもあまり違和感はないですが、章子のほうは別人に見えてしまいますね。2枚目の写真の章子と3枚目の写真の章子はまるで別人…。
久しぶりに昔のキャラを描いて見ました、という趣が面白いです。

この作品はベルばら前夜なだけあって、池田さんのドラマツルギーが完成しつつあります。
他の作家さんも似たような話を描いていると思いますが、池田さんのものは見せ方がすごいです…。激流というかんじ…。
絵がきれいなこともあるし、エピソードも的確。キャラクターも多彩で、テーマに対する池田さんの意識が漲っています。
交通遺児や妾腹など、少女まんがではお馴染みの設定を、池田さんは問題提議として取り上げ、人間の生き方、愛についての問答に発展させます。
チョット堅い、といえばそうなのですが、そこは華麗な絵とラブ・ロマンスで中和しているんですね(ベルばらでもこの方法がいかされていますね)。ほぉーっ(池田さんの作品によく出てくる嘆息)。

また、池田式ヒーローが確立されたのもこの作品ではないでしょうか。
それまでの池田さんの連載のヒーローは西谷祥子さん系、というか、七三わけの優等生ぽかったんですが、「章子のエチュード」では設定年齢を大学生に上げたことによって、水野英子さん系の大人の男性になっています(池田さんのお好みはこちらですよね?)。

かくしてベルばらが開花していったのね、と改めて感動しました…。
   
蛇足ですが、わがままなお嬢様の真由子様が出色です。