レースのまくら+ガウン☆ |
小原幸子さんの作品を初めて読みました。
「てがみ(あるわかれ)」。
タイトルに〈わかれ〉が入ってるから悲劇なのかな・・・と心配になりますよね。
美少年も病に臥しているようだし・・・。
物語の始まりはもちろん手紙・・・。
多可子さんへの思いがはちきれそうになった昌一さんがラブレターを出しに行くとこです。
ヒロイン由紀ちゃんの昌一さんへの想いがシルエットで表現されています・・・。
「わたし してあげ たいのよ・・・・・・」
右上の俯瞰のコマの緊張感のなさから一転・・・。
曲がり角での悲しい事故・・・。
「もちろんきらいじゃなかったけどね」(クスッ) |
「ホホホホホ」
「わたしをきらいになった方がいいのよ」 |
多可子さんの勉強机のファンシーなカーテンがすてきですね。
お返事を書く多可子さん・・・。
「さようなら」 |
昌一さんを傷つけたくない一心で偽りの文通を始めることに・・・。
このエプロンかわいいですね。 |
偽ラブレターに喜ぶ昌一さんの姿を見るのがつらくなってしまった由紀ちゃん・・・。
手紙を書いていたのは自分であることを告げます。
「知ろうとしてもいいのだろうか?」 |
よかったね・・・。
「昌一に絞らず生活してみれば」 |
しばらく距離を置いて二人の気持ちを整理することを提案します。
「他にもっと好ましい人を 知るかもしれないし
昌一への気持がはっきり すると思うのよ」
クールですね・・・。
「決していいかげんにはしない」 |
どこまでも冷静なお母様。
「月に一度 家に来てね」面会+チェックもぬかりないですね。 |
お母様の名采配による前向きな〈わかれ〉でした・・・。
「再会の日はきっと明るく 太陽が輝くでしょう」
「あなたは どう思われますか?」
END
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