以前ご紹介したひだのぶこさんの単行本『この手のひらに・・・』 。
今回は表題作です!!
1977年に別冊マーガレットに掲載されました。
ヒロインの悠子さんは高校卒業後に東京のT電気工場で働いているという設定。
2年経っているということなので20歳くらいかな?
故郷の福島にいる母親と弟と一緒に暮らすことを目標にがんばっています。
武田さん(仕事はしないし ふまじめ 高校出・・・) |
同僚がダメだしばかりするので悠子さんも警戒しまいますね!
津川さん(有名大学出 仕事バリバリ 社長の息子といううわさ・・) |
津川さんはどうやら悠子さんを気にかけているみたいなんです。
みんなの人気者に好かれるなんて悪い気はしないですよね。
「わたしは あなたに 好かれていると 思っていいのですか」
そこに 同級生の恵子さんが幼稚園の先生になるために上京してきて・・・。
わたしの部屋とすごいちがい |
恵子さんはお金持ちのお嬢さんなのでチョット羨ましくなったりもします・・。
悠子さんがんばってーー!!
今までのひださん作品のヒロインは恵子さん的境遇の方が多かったので、悠子さんにも絶対幸せになってほしい!!
ところが!!
恵子さんも津川さんを好きになってしまったみたいで猛攻を見せます。
津川さんはハッキリ断れないタイプらしくて困った展開に・・・。
「どうしたら いいんだろ どうしたら・・・」
ハッキリしろーーー(怒)
家族に悠子さんとの結婚を反対された津川さんは恵子さんと結婚してしまい・・・。
悠子さんは絶望の淵へ・・・。
自殺寸前まで追い込まれた彼女の前に現れたのは・・・。
「いまはなにもかも忘れたい・・・だからいくのよ」 |
冒頭で評判が悪かった武田さん!!
「なにがあったか知らないけれど 気ばらしにおれの車でドライブにいく?」
壁に手をつけてかっこつけてます。
「きみも あぶないぜ・・・」
「おれの曲だ・・・」 |
夕陽のにじむ浜辺で自作の曲を披露する武田さん。
何となくいい雰囲気ですね・・・。
おれもそんなので飲みながら曲作りたいから |
まつげは案外長いのね・・・(ドキッ) |
会社を辞めて田舎にもどる決意をした武田さんのプロポーズは急すぎて答えが出ませんでした。
あなたなんか・・・まだいいよ こいっていってくれる所があって |
「おまえが入社した・・・とき・・・」
の後が聞きたかったですね。
その時から好きだった、ということですよね?
やるう☆(ディスコパブにて) |
寂しさを紛らわそうと六本木のディスコではしゃいでも虚しいばかりの悠子さん・・・。
あの人が・・・好き・・・! |
わたしのしあわせ・・・ |
「あの人の回りには あんなにわたしの しあわせが いっぱいだったのに」
悠子さんのかざらないモノローグがいいですね。
ワンワン(かわいい) |
お二人ともよかったですね!!!!
お幸せに~。
(おまけ)
ひださんの旦那さんは『サーキットの狼』の池沢さとしさんなので・・・。
悠子さんの弟さんのお土産にも登場してました♪
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