2010年12月29日水曜日

年の瀬も




年末のお買い物…と言っても、相変わらず少女まんがばかり買っています。
まんだらけで森谷幸子さんの短編集を見つけました。
フレンド時代のものとmimi時代のもの。
若干絵のスタイルが変わっていますね。
絵を変えるのに苦労されたのかな、と勝手に想像してしまいました…。
70年代のがかわいいのに…。

 mimiはフレンドを卒業した世代が読む雑誌として創刊されました。
作家さんはフレンドで描いていた方たちです。
有名な作品には「あさきゆめみし」「天上の虹」がありますね。
森谷さんも80年代にはmimiで作品を発表していたようです。

年末年始にゆっくり読もうと思っています。
    

2010年12月25日土曜日

ニット帽を作りましょう




中はこんな感じです…。
編み図がなくて数字だけなんて~。
デザインがかわいいから作りたいのに、道のりは険しいです…。

   

クリスマスの朝





イギリスにいる妹がクリスマスプレゼントを送ってくれました。
リスのピアスとニット手芸の冊子です。
リスのピアスは上手に撮影できず…。アンティークゴールドのかわいいピアスでした。
ニット手芸の本は古着屋のおばさんがくれたものですって。
かわいいー。
60年代のもののようでした。

  

2010年12月18日土曜日

苺とコーヒー




ルル子さんの自室でーす。

…だったらよいのですが、夢の夢ですね…。

みんな大好きな銀座のウエストです。
こちらは本当によいお店ですよね。
映画にもよく出てきますね。大方変わってないみたい?

この日はショートケーキとコーヒーのセットにしました。
ピカピカのシルバーが眩しい~。
華美すぎない楚々とした雰囲気がすてきです。
お皿とカップがシンプルだからでしょうか。
こんなおもてなしができたらいいですね。
     

2010年12月15日水曜日

水野英子『ビーナスの夢』




装丁がかわいいですね。トリコロールカラーが基調で、両面表紙仕様になっています。
復刻まんがはデザインが置いてきぼりになりがちなので嬉しいな。
セレクトショップの「edit. for LuLu」と、すてきな雑貨や本を企画している「Loule」が作った本だからかな~。この本も少女雑貨みたいですね。
水野英子さんを囲む対談も収録されています。少女まんがを啓いていった水野さんのお話は感動的です。
柱の部分にファッションのコラムが配された楽しい本になっています。

「ビーナスの夢」は1965年にマーガレットに掲載された作品だそうです。
水野さんお得意のロマコメですね。だいすきですわ~。
ミッション系女子高に通うリズがデパートのマスコットガールに抜擢されたことで巻き起こる騒動が描かれています。変身譚で、追跡劇で、もちろんロマンスもあります。夢いっぱいですね。
すてきに変身したリズを大ゴマでたっぷり堪能できますよ。
表面的には平凡な女子高生リズが「美しさ」を発見されるシンデレラストーリーなのですが、水野さんは読者の少女たちに向けて「女の子はみんな原石ですよー」と言っているのではないでしょうか。
エンタメとしてもすばらしい乙女的指南書です。

   

2010年12月10日金曜日

1967年36号『マーガレット』





思い立ったらら~♪


早速、マーガレットを購入しました。1967年の36号です。定価60円。
表紙はワイルドワンズ!GSが盛り上がっていた頃ですね。
戦後になって売り出されたティーン向けのスターの中でも、その熱狂ぶりはすごかったそうですね。(ルル子ママ談)モチ、この号の口絵もジュリー、ショーケンなどでしたよ。

この号の人気連載と思われるのは…
 浦野千賀子「アタックNo1」
 鈴原研一郎「レモンの年頃」
 本村三四子「Oh!ジニー」
この三作でしょうか。
チョットさびしい気もしますね。
水野英子さん、わたなべまさこさん、西谷祥子さんのいないマーガレット…。
たまたま連載の谷間なのでしょうけど、世代交代の波を感じます…。
上記の三作の中で一番長期連載だったのが「アタックNo1」でした。単行本全12巻というのは、「ガラスの城」(全8巻)「ベルサイユのばら」(全10巻)よりも長いんです。人気のほどがうかがえますね。
当時の少女まんがの連載が短期なのはなぜでしょうね…?
調べてみたいと思います。


広告のガム、かわいいですね!!
3枚入で10円~。
ルル子ママに見せたら懐かしがっていました。


 

2010年12月8日水曜日

ルル子の書棚

       
さっきの日記に、思い切り本棚が写り込んでいますね。

さかさまの本があったり…。
チョット惨い本棚…。もう少しキレイにしなくては、ですね…。

      

薔薇のカルタ








ベルばらのカルタをいただきました!

なんてステキなんでしょ!!
1枚ごとの解説もおもしろいです。
紫苑ゆうさんの読み札CD付きですから、一人でもかるたが取れますね…!?
数々の名シーンが極彩色で蘇ります…。

フランス…ばん…ざい…!!




2010年12月6日月曜日

ノエルのための



12月にお誕生日を迎える友人のプレゼントを買うために高円寺のvanilla chairへ行きました。

ラッピングがかわいくて嬉しいです。ノエル仕様♪
うーんと迷って決めたので、喜んでもらえるといいな。
    

2010年12月4日土曜日

少女たちの夢



弥生美術館で平成12年に開催された「牧美也子・水野英子・わたなべまさこ展」のパンフレットです。(写真がいまいちでスミマセン)

少女まんがの展覧会って少ないですよね?
わたしが気づいていないだけかなあ。
この展覧会は貴重な機会だったように思います。ご婦人方(当時の読者ですよね)が盛り上がっていたのが印象的でした。グッズもかわいくて!
そのあとには、さらに前の世代の「倉金章介・上田としこ・今村洋子展」がありましたが、以降は弥生美術館における少女まんがの展覧会はなかったような…。
担当の方が変わったのかな?もっと色んな展覧会が見たいなー。「西谷祥子・忠津陽子・本村三四子展」、「高橋真琴の少女まんが展」とかどうかしらん。

このパンフレットはスゴクお役立ちなんですよ~。
出版されなかったのが惜しい!特に作品リストがありがたいです。
今と違って単行本未収録の作品が多いので、いつ何の作品を描いていたのかがわかりにくいのです。わたなべさんに関しては作品集が出たおかげで大部分が読める状況ですが(今は品切れかもしれないです)、牧さんのは「マキの口笛」くらいしかないし…。
なぜ牧さんの少女まんがは文庫化されないのかしら…?
とりあえず、図書館に行ってみようと思います。
       

2010年12月3日金曜日

可否日記



今日気づいたのですが…。

このブログ(と言っていいのかなあ)を始めてから1年間経っていたんですね…。
普段あまりにもさぼっているので気づかなかったです…。
これからもよろしくお願いします!(あいさつだけは元気!)

昨夜、とっても久しぶりに西荻窪のダンテへ行きました。
わたしが注文したのはイタリアンローストです。
よく焼いてあるコーヒーがすきなのです。
ダンテ、というお店の名前がレトロでいいですよね。
ご主人は文学青年だったのかな?と想像してしまいました。
    

西谷祥子『ジュンの結婚』


引き続き西谷祥子さんの単行本を購入中です(お買い得だったのです♪)。
すてきな表紙ですね~。まんがのタッチとはチョット違うよそゆき感が魅力的。

「ジュンの結婚」は1970年に週刊マーガレットに連載された作品です。
ジュンという名のヒロインの結婚にまつわる話、ではなく、ジュンのお姉さん(モチ美人)の結婚騒動+ジュンの学園ドラマでした。
美人のお姉さんにコンプレックスを抱く妹、という設定は「マリィ・ルウ」を思い出しますね。

60年代の作品に比べると大分刺激が強いです。ゴーゴーに出かけてふつか酔いになったり、性的なエピソードが出てきたり…。60年代を踏襲した構造ながらも、70年代の奔放な雰囲気が漂っているのがすごいと思いつつも、さびしいような…。