2013年9月24日火曜日

『週刊少女フレンド』1973年 33号


1973年の『週刊少女フレンド』 !33号!
黎明期『マーガレット』の女王、わたなべまさこさんの『週刊少女フレンド』における代表作『聖ロザリンド』の第2部スタートと里中満智子さんの代表作『アリエスの乙女たち』が同じ号で新連載!
大和和紀さんの初期ヒット作『ラブパック』も連載中!
このラインナップは豪華ですね~。
  

もくじはこんなかんじです♪
内村月子さん、辻村弘子さんらのお名前もありますね。
  

『聖ロザリンド』の扉絵!
こわすぎる・・・。
せっかくのカラーページなのにじっくり見れない・・・!
  

さっきの黒目の少女がこんなにかれんに描かれています。
このギャップのはげしさがわたなべさんの魅力・・・!
  

大和さんの『ラブパック』!
平安王朝ものという開拓ジャンルにファンタジーを加えてラブコメにしたセンスがすごすぎますね!
『はいからさんが通る』、『あさきゆめみし』などの後年の名作はこの作品なくしては語れません~。
 

週フレにお馴染みの原作者・粉川宏さんによるバレエものもあり♪
 

1973年の週フレは郷ひろみさん推しがすごくて、ほとんどの表紙が郷さんでした。
この写真、すてきですね(笑)
   

  





2013年9月23日月曜日

『ベニスに死す』特集



神保町のワゴンセールに積まれていた『キネマ旬報』の表紙にひかれて買ってしまいました!
このセーラーかわいいですよね!!
『ベニスに死す』の特集でシナリオも採録されてました♪
  

撮影現場でのヴィスコンティ!
かっこいいですね!!
  

主役のビョルン・アンドレセン!!
美少年俳優といえばこの方ですよね!?
この衣装もいいなあ。
  

たくさんのスチール~。
華麗ですね!!
  

シナリオもゆっくり読んでみよう~。
タイトルの字もすてきです。
  

 ビョルン・アンドレセンのコメントも掲載されていました。
「死の天使」という役柄の説明を受けたみたいです。
むずかしい役ですね・・・。
久しぶりに観て見ようかな~。

  



2013年9月21日土曜日

『少女コミックを描く』 講師 里中満智子



ルル子の大好きな「少女まんが家入門」シリーズ!
里中満智子先生のものを見つけました。
  



『天上の虹』をはじめとする数々の名作を挙げながら少女まんがのテクニックが解説されています!
恋愛ものだけではなく、戦争や歴史がテーマの作品をたくさん手がけている里中さんらしくドラマチックな場面がたくさんありますね。
  

里中さんのインタビューもあります!
「大人たちから漫画を守りたい、その一心で漫画家をめざした」とのことです!カッコイイ!
  



大和和紀さん、竹宮惠子さん、庄司陽子さんなどなど・・・。
大人気作家さんのインタビューとアトリエの写真もたくさん~。
ますます少女まんが家さんにあこがれてしまいました!
  


2013年9月11日水曜日

乙女のおべんとうばこ 



おべんとうばこがかわいくないとランチタイムが楽しくないですよね・・・。
そんな乙女にぴったりなのが、わたなべまさこさんのおべんとうばこ!!
紙に印刷されたものよりは色使いが大雑把ですが、表情や小道具のかわいさは失われてないです!!
  

2013年9月5日木曜日

ハートのラムネ


ハートのケースに入ったラムネ♪
なつかしいデザインですよね。小さい頃に買ってもらったような・・・。
上野のアメ横で売っているので行ったら買うことにしています(笑)
リスだけではなくて、色んな種類のイラストがあるので集めなきゃね。
  


2013年9月3日火曜日

シャンデリア


ナチュラルなインテリアが流行っていますが、やはりシャンデリアはかわいいですね!
もうすぐ建替えしてしまうお家に招んでもらったのですがもったいない~。
 

あなたはどれが好き?


『別冊少女フレンド』の裏表紙に出ていた通販。
どれもほしくなりますね!
ルル子は今日はお誕生日なので何かおねだりしたいな~(笑)
  


『セシリア』水野英子



水野英子さんの『セシリア』を読み返しました。
何度読んでも名作!
上の扉絵、すてきですね。題字もロマンチック・・・。
1964年に『マーガレット』に発表された作品です。『ジェニーの肖像』という小説を翻案したものなのですが、当時は著作権という認識が希薄だったため、水野さんのオリジナル作品として連載されたそうです。
水野さんは他にも『ローマの休日』や、『麗しのサブリナ』の翻案『すてきなコーラ』など、映画のコミカライズもいくつかありますね。男性キャラクターがハリウッドの2枚目俳優さんみたいなのでムード抜群になるんですよね~。


物語の冒頭に登場する一枚の少女の肖像画にまつわるふしぎなお話・・・。
二人の出会いから語り始められます。



霧の深い日に売れない絵描きのロバートの前に現れた美少女セシリア。
十何年前に自殺したアルバイン夫妻の娘だといいますが・・・。
おかしいと思いながらも心惹かれるロバート・・・。 
「あなた・・・ わたしが 大きく なるまで まってて くれる?」

これが不思議な運命の始まりでした。

    

1週間後に再会したセシリアの成長ぶりに驚くロバート。
セシリアは2年ぶりと言っており、二人の時間の速度が合いません。
「ばかな」と思いつつもセシリアとの再会の喜びにひたります・・・。
  

スケート靴を借りて戻ってきたセシリアはさらに成長していました!!
これにはロバートも驚きを隠せません・・・。
「いや・・・ なんでも ないよ」  


別れ際に「まってて くれるわね」と懇願するセシリア。
夢見るような瞳のロバート・・・。


ある日ロバートが部屋に帰るととさらに成長したセシリアが待っていました!
美しいセシリアに感動したロバートは絵筆をとります・・・。
 

「時はとまり すべてのものが わたしのまわりから きえた」
時空を超えたセシリアとロバートの二人だけの世界・・・。
舞いちるバラと・・・セシリアの輝く瞳・・・。
ステキなワンシーンですね! 


心を捧げたセシリアの肖像は2000ドルという値段がつけられました!
マスターピースとして美術館に収蔵されるという大出世!
  

この作品のポイントはセシリアがロバート以外の人間にも見えているという点です。
もし、ロバートだけが会っているという設定だったら、想像上の少女なのかな?と思いますが、友人や下宿のおばさんにも見えているのです。
ふしぎなお話ですよね・・・。
   

はたして二人の時間が重なる時はやってくるのでしょうか・・・。
どんな結末なのか気になった方は読んでみてください~。


ネイサン原作の『ジェニーの肖像』は早川書房から出ています♪
こちらもすてきな作品なのでオススメです!